2022年度大会(第73回)
2022年9月12日(月)~13日(火)
会 場 南山大学 (名古屋市)
〒466-8673 愛知県名古屋市昭和区山里町18
地図: https://www.nanzan-u.ac.jp/Information/access.html
※ 愛知県内の感染状況を鑑みて、全面オンラインでの開催となりました。
(開催方式の変更により、プログラムに若干の変更がございます。
 下記の修正版をご参照ください。)
プログラム
大会プログラム(修正版)

大会要旨集(要パスワード)
講 演 9月12日(月)
浅井太郎 (東京カトリック神学院司祭)
「濃尾崩れ」
-寛文期尾張藩におけるキリシタン取締りの 経過とその歴史的意義について-
シンポジウム 9月13日(火)
「古代・中世キリスト教における女性イメージの多様性」
  2021年度大会(第72回)
2021年9月10日(金)~11日(土)
会 場 日本大学法学部 (東京都千代田区)
両日とも Zoom使用によるweb開催方式
プログラム
大会プログラム

大会要旨集(要パスワード)
シンポジウム 9月10日(金)
「近代都市形成期のキリスト教と社会事業:黎明期の苦悩」
公開講演 9月11日(土)
「パンデミックとキリスト教」

講演 小原 克博
 (同志社大学教授)
公開講演の記録動画(YouTube)です、ご覧ください。
  2020年度大会(第71回)
2020年9月19日(土)
会 場 山梨英和大学 (Web会議方式 Zoom 開催)
〒400-8555 山梨県甲府市横根町888
プログラム
大会プログラム

大会要旨集(要パスワード)
シンポジウム 「浅川伯教・巧兄弟」
植民地下、朝鮮半島で朝鮮の人々に慕われ、日韓の架け橋となった兄弟
・パネリスト
  高崎 宗司   (津田塾大学名誉教授)
  李 尚珍    (山梨英和大学教授)
  深沢 美恵子 (山梨英和学院史料室長)
シンポジウムポスター
会 期 新型コロナウイルスの感染拡大について、先行きが不透明な状況でもありますので会期を短縮し、9月19日(土)1日での開催とします。
大会報告
■ 著書 『日本の中国占領統治と宗教政策 ― 日中キリスト者の協力と抵抗』 で学会賞を
  授賞した金城学院大学准教授の松谷曄介氏(左)、
  本学会理事長の小檜山ルイ氏(中央)と理事の李省展氏(右)
   (クリックで写真拡大します)
■ ZOOMを用いて初めて全面オンラインで開催された大会
  スクリーンショットで参加者たちの集合写真
          
  2019年度大会(第70回)
2019年9月13日(金)~14日(土)
会 場 上智大学 四谷キャンパス
    〒102-8554 東京都千代田区紀尾井町7-1
プログラム  大会プログラム
シンポジウム 9月13日(金)
「キリシタン研究の再考―過去・現在・未来」
・司会
川村 信三 上智大学
・パネリスト
村井 早苗 日本女子大学名誉教授
浅見 雅一 慶応大学教授
大橋 幸秦 早稲田大学教授
東馬場 郁生 天理大教授
シンポジウム・公開講演ポスター
公開講演 9月14日(土)
「3・1独立運動と韓国キリスト教の歴史」  牧園大学名誉教授 金興洙
・司会
徐正敏 明治学院大学
・コメント
李省展 恵泉女学園大学

  2018年度大会(第69回)
2018年9月14日(金) ~ 15日(土)
会 場 14日(金) 日本基督教団 金沢教会
    〒920-0999 石川県金沢市柿木畠5-2  Tel 076-221-5396
15日(土) 北陸学院中・高等学校
    〒920-8563 石川県金沢市飛梅町1-10  Tel 076-221-1944
プログラム  大会プログラム
シンポジウム
9月14日(金) 15:00~18:40
1.基調講演 「中国におけるキリスト教の発展と挑戦
  -改革開放以来の家庭教会を中心に」
中国神学研究院教授(香港)  宋 軍
2.シンポジウム 宋軍氏の講演を受けて
佐藤 千歳 北海商科大学准教授
倉田 徹 立教大学教授
松谷 曄介 日本基督教団筑紫教会牧師 西南学院大学講師
倉田 明子 東京外国語大学准教授
シンポジウム・公開パネルディスカッションポスター
公開パネル
ディスカッション
9月15日(土) 13:40~15:50
「北陸におけるキリスト教の影響(インパクト)
   ―宣教師とキリシタンの活動を中心に―」
・小講演 ウィン博士の説教 梅染 信夫 北陸学院史料編纂室学芸員
・パネリスト 北陸地域に女性宣教師の果たした役割
   熊田 凡子 北陸学院大学専任講師 
キリシタンが地域に与えた影響
   奈良 献児 ギャラリー・ジュスト館長
  2017年度大会(第68回)
2017年9月15日-16日  会場: 聖心女子大学 4号館(聖心グローバルプラザ)
最寄り駅:東京メトロ(地下鉄)日比谷線 広尾駅 4番出口より徒歩1分
住所:渋谷区広尾4-2-24
プログラム  大会プログラム
シンポジウム 9月15日(金)14:40~18:10
宗教改革500周年記念シンポジウム
「ヴェーバー『倫理』論文とキリスト教史学」


シンポジウム・公開講演ポスター
趣旨説明 大西 晴樹 (明治学院大学教授)
1.ルター 大村 真澄 (本学会会員)
2.ピューリタニズム 梅津 順一 (青山学院院長)
3.洗礼派 ・ バプテスト 大西 晴樹 (明治学院大学教授)
4.ドイツ敬虔派 猪刈 由紀 (上智大学講師)
5.メソジスト 馬渕 彰 (日本大学教授)
コメント 山本 通 (神奈川大学名誉教授)
司会 大村 修文 (本学会会員)
公開討論 9月16日(土)13:00~14:30
「宗教改革500年を記念して
-カトリックとプロテスタントが共存する今」
・パネリスト 木ノ脇 悦郎
坂野 正則
(元福岡女学院院長)
(上智大学准教授)
・司会 伊勢田 奈緒 (静岡英和学院大学教授)
  2016年度大会(第67回)
2016年9月9日-10日  会場: 北星学園大学 C館1階記念ホール
プログラム  大会プログラム
シンポジウム 9月9日(金)15:35~18:25
「札幌とキリスト教―戦時下のキリスト教」

趣旨説明  大山 綱夫 (北星学園理事長)

シンポジウム・公開講演ポスター
パネリスト
  ・「戦時下の札幌独立基督教会」 大友 浩 (北星学園大学名誉教授)
  ・「札幌における状況への順応」 鈴江 英一
(元国文学研究資料館史料館教授)
  ・「北星女学校の危機
   -証言から-」
酒井 玲子 (北星学園長)
コメンテーター  中川 收 (北海道薬科大学名誉教授)
公開講演 9月10日(土)13:40~15:10
「北海道のキリスト教」
講演 大濱 徹也 (筑波大学名誉教授)

大会報告
・大会の様子 (クリックで写真が開きます)

開会式/学会賞授賞式/
シンポジウム/公開講演の様子

研究発表の様子
第1会場/第2会場

懇親会の様子


  2016年の第67回大会は9月9日と10日にわたり北星学園大学で行われ、参加者は会員54名、シンポジウムの発題者と非会員の参加者を含めて20名、合計74名であった。

  第1日目は、開会式において大西晴樹理事長のあいさつ、つづいて北星学園大学の田村信一学長から歓迎の言葉があった。

  大会総会では、学会事務については、2016年の4月から「(有)学協会サポートセンター」に会費の徴収および名簿管理などを委託したとの報告があった。また2018年が役員の改選の年にあたり、それに合わせてキリスト教史学会の組織改編の計画について、報告があった。
その後、キリスト教史学会賞の授与式が行なわれた。本年の受賞は、駒込武著『世界史のなかの台湾植民地支配―台南長老教中学校からの視座』(岩波書店2015年)。

  第1日目の午後は、「札幌とキリスト教―戦時下のキリスト教―」のテーマでシンポジウムを行なった。まず会員であり同学園理事長の大山綱夫氏が趣旨説明があり、大友浩氏「戦時下の札幌独立基督教会」、学園長の酒井玲子氏「北星女学校について」、会員の鈴江英一氏「札幌における状況への順応」についての発題がなされた。その後、中川收氏から全体の発題を受けてのコメントがあった。

  第2日目の大会最後のプログラムとして、「北海道のキリスト教」と題して会員の大濱徹也氏の公開講演があり、北海道のキリスト教を語る時、日本に展開されてきた諸宗教の歴史的位相を読み解く作業が必要である、という幅広い視点での話が展開された。

  今年の大会での研究発表は、17本で様々なテーマの発表があり、毎年必ず発表される会員もあり、また最近の特色では、西洋より日本・アジアの研究発表が多くなっている傾向がある。

(岡部一興記) 
「キリスト教史学会会報」第166号掲載記事を一部修正
  2015年度大会(第66回)
2015年9月18日-19日  会場: 東京女子大学
プログラム  大会プログラム
シンポジウム 近代日本のキリスト教「女子教育」再考
-その歴史に見る多様性をめぐって-

シンポジウムポスター
公開講演 湊 晶子氏
「現代を生かす新渡戸稲造のキリスト教人格論」
―明治から現代までの信仰継承―」

公開講演ポスター
・大会シンポジウムを書籍化した『近代日本のキリスト教と女子教育』が刊行されました。
・大会概要は、キリスト教ニュースサイト[CHRISTIAN TODAY]に掲載されています。
大会の様子  (クリックで写真が開きます)
  2015年の大会は9月18日と19日にかけて東京女子大学で行われ、参加者は会員が87名、会員外の参加者8名、招待者4名、計99名であった。

 大会第1日目の開会式では、大西晴樹理事長の挨拶、小野祥子東京女子大学学長の歓迎の言葉があった。その後二つの会場に分かれて研究発表があった。

  今回の大会では、16本の研究発表があった。毎年の大会で必ず発表される会員があり、若い会員から年配の会員までバラエティに富んだ発表が見られた。

  また、今年度から学会賞が「学術奨励賞」から「キリスト教史学会賞」に変更された。審査対象は、入会後3年以上経過している学会員による優れた著書・博士論文で、原則として当該研究者の最初のキリスト教史関係の著作に与えられることになった。第1回目の「キリスト教史学会賞」は、倉田明子著『中国近代開港場とキリスト教―洪仁玕がみた「洋」社会』が受賞した。

  第1日目の最後にシンポジウム「近代日本のキリスト教「女子教育」再考―その歴史に見る多様性をめぐって」が行われた。司会にはボールハチェット・ヘレン氏、趣旨説明には小檜山ルイ氏があたった。発題には小檜山ルイ氏「プロテスタントの女性宣教師経営の学校」、大森秀子氏「日本人キリスト者によるプロテスタント女学校」、小川早百合氏「カトリック修道会による女子教育」があった。コメンテーターとして、関口すみ子氏と川村信三氏があたった。

  女性宣教師と教育については、キリスト教史学会では過去2回シンポジウムを開いており、1993年には「女性宣教師と教育」、2001年には「女性宣教師の伝道と教育―アメリカン・ボードの場合」である。前2回ともプロテスタントの女性宣教師を扱っていたが、今回は日本人キリスト者とカトリックの事例を取り入れ、包括的に取り扱ったという点で注目に値する。プロテスタントにおいては、女性宣教師は男性宣教師より圧倒的に多く来日、そして女性の教育機関が多いのにもかかわらず、未だ歴史的に十分検討されていない部分があった。そうした点から今回このようにして、キリスト教女子教育を取り上げたことが今後の研究に一石を投じたものと思われる。

  大会2日目の午後には、広島女学院学長の湊晶子先生が公開講演「現代を生かす新渡戸稲造のキリスト教人格論~明治から現代までの信仰継承」を講演された。新渡戸の人格論に基づいた実に綿密に準備された講演で、聞くものを退屈させない力強いもので、大会の最後を飾るに相応しい講演であった。

  今回の大会は、森に囲まれた落ち着いたキャンパスで大会が行われ、東京女子大学の小檜山ルイ会員のもとで実行委員会が組織され、大会の準備から当日の運営までスムーズに進んだことに、あらためて深く感謝申し上げたい。

(岡部一興 記)
「キリスト教史学会会報」第163号掲載記事を一部修正
  2014年度大会(第65回)
2014年9月19日-20日  会場: 同志社大学
 大会プログラム
・大会概要は、キリスト教ニュースサイト[CHRISTIAN TODAY]に掲載されています。
大会の様子  (クリックで写真が開きます)
< ここまで >